立体音響とは?

立体音響とはいったい何なのでしょうか?

立体音響を簡単にいうと、音を録音再生するときに立体的に聴こえるように再生する方式のことです。

そのまんまじゃないか!!とおしかりを受けてしまいそうなのでもう少し詳しく説明をしていきたいと思います。

まず、音は波です。音波っていうことばもありますよね。

波は空気中を振動して私たちの耳の鼓膜を揺らします。そうすることで、音が聴こえるわけです。

ですから、当然右と左の耳に入ってくる波は違います。同じ音でも入ってくるタイミングや強さが微妙に違うのです!

でも、それをマイクで録音すると、取得できる音波は、その一か所の波を記録することしかできませんので、たとえマイクがステレオマイクであっても、実際に耳に入ってくる音とは異なってしまうのです。

うーむ、なかなか難しい・・・。人間の耳って結構うまくできているんですね。耳というか脳かな?だって、入ってくる音波の振動によって脳が瞬時に計算をして、この音はこの辺から聴こえているって変換してくれるんですから・・・。

どうすれば実際の耳に聴こえているような立体音響になるの?

どうすれば実際の耳に聴こえているような音になるのかといいますと、実は原理は超簡単なのです!

実際の耳から音が入っている状況と全く同じ状況をマイクで作ってあげれば良いだけなのです。

マイク1本では、聴こえないなら、2本使ってしまえ!!ということです。

簡単に言いますと、バイノーラル録音という方法を用います。

バイノーラル録音についての詳しい説明は、「バイノーラル録音とは」にありますので、そちらを参考にしてください。

バイノーラル録音とは