バイノーラル録音とは?

バイノーラル録音とはいったい何なのでしょうか?

バイノーラル録音とは、人間の鼓膜に届く音声をそのまま記録することによって、イヤフォンで再生したときにあたかもその場に居合わせたかのような臨場感を再現することができるという録音方法です。

ですから、簡単に言いますと、人間の頭の形をしたものを用意して、その耳の鼓膜の位置にマイクを埋め込んで、録音をすれば、臨場感あふれる立体音響を聴くことができるというわけです。

実は、このバイノーラル録音という方法は、ものすご〜く前から知られている技術でして、そのバイノーラル録音専用のマイクも売られていたりします。

このマイクがとっても高い!!いくらくらいするかといいますと、バイノーラルマイクだけでも2万円!!

びっくり!!高すぎる!

このマイクを自分の耳に入れて録音するわけですね。自分の耳に入れて録音するということは、自分がその音を聴いた時には、とても臨場感のある音になります。しかし、自分と体格が違う人にうまく聴こえない(背の高さ・髪の毛の長さなどが違っても音の反射の違いにより音が変わるので)、自分の心拍音や呼吸音なども拾ってしまう可能性がある、といった欠点があります。

そこで、誰が聞いても同じように聴こえるように、そして、余計な音を拾わないようにするために、「ダミーヘッド」というものを用意して、そのダミーヘッドの耳の部分にマイクを入れるという録音方法もあります。

ダミーヘッドが、超高い!!

一体いくらぐらいすると思いますか・・・?

・・・25万円!!!!!!!!!!びっくりマークが10個くらいついてしまうほど高いのです。

きっと売られているということは、買う人もいるのでしょうね・・・。お金がほしい・・・。

高いのなら・・・自分で作ればいいのです(笑)

・・・何万円もかけてまで、バイノーラル録音をしようという人はいないと思います。

そこで、マイクを自作してしまえばよいのです。

バイノーラル録音の原理は簡単なわけですから、実は自分で作ることは可能です。というか簡単に作れます。

バイノーラルマイクの材料を参照してください。

バイノーラルマイクの材料